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徳川御三家の城 和歌山城:3008×2000 DC-0012

1,320円(税120円)

別名 虎伏城
遺構  門・塀、庭園、石垣、堀
城の種別 
梯郭式平山城
所在地 
和歌山県和歌山市

和歌山城は和歌山市の中心部に位置する虎伏山(とらふすやま)に建造され、北部を流れる紀の川を天然の堀とする、梯郭式平山城である。 豊臣秀吉の弟・秀長により、紀州平定後藤堂高虎の縄張りで築城された。 関ヶ原の戦い後、東軍に属した浅野幸長が軍功により37万6千石を与えられ紀州藩主となり入城した。
 1619年(元和5年)、浅野氏は広島に加増転封され変わって徳川家康の10男である頼宣が入城する。頼宣により1621年(元和7年)から城の大改修と城下町の拡張を始める。 しかしこの改修が大規模であったため幕府より謀反の嫌疑をかけられてしまい中断、それでもかなりの規模を擁する城であった為、現在城跡として現存しているのは、最盛期の4分の1ほどである。
 江戸時代も数度火災などで多くの建造物が焼失しているがその都度改修をしている。 明治維新により廃城になったが天守を含む11点の建造物が残され後に国宝に指定される。しかし1945年(昭和20年)の和歌山大空襲により国宝が全て消失。
 わずかに残された岡口門とそれに続く土塀が国の重要文化財に指定された。1958年(昭和33年)には、天守群が鉄筋コンクリートにて再建、1983年(昭和58年)には、大手門と一之橋が復元され2006年(平成18年)に日本100名城に指定された。

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