松平忠輝と伊達政宗が築いた北陸の城 高田城:3008×2000 DC-0003
遺構 土塁、堀
城の種別 輪郭式平城
所在地 新潟県上越市本城町
徳川家康の六男、松平忠輝の居城として天下普請によって造られた大規模な城である。 舅である伊達政宗が縄張り・工事の総責任者として高田平野にある菩提ヶ原に築かれた平城である。
築城時の高田城は、加賀の前田家の押さえとして重要な役割を担っており越後60(または75)万石の徳川家康の息子に恥じない城であったが忠輝がわずか2年で改易・結城松平家の越後騒動等で負のイメージが強くなり、 加えて太平の世になるにつれ本来の役割は無くなり次第に不始末を犯した親藩・譜代大名の替地として位置づけられるようになった。
当初より天守は無く、3重3階の三階櫓を建てて天守の代用としており、江戸城の富士見櫓に似た外観であったと伝えられている。明治維新後すぐに本丸御殿、三階櫓などを焼失しており その後廃城令によりその他の建造物も破却された。
その後、陸軍の駐屯地として使用される事になりこの時、3000本に及ぶ桜が植裁され、現在でも日本三大夜桜の一つに数えられる。1993年、上越市発足20周年事業にて三階櫓が復元された。 この三階櫓は外観を松平光長・規模を稲葉正通時代にあわせて築かれた。内部は鉄筋であるが外観の随所に木材を使用し、木質感を再現している。
天気が良いと三階櫓が良く栄え、のどかでとても良い場所であった。明治期に殖産策として蓮根栽培が行われたことにより外堀の大半が蓮に覆われている。
高田城は、低湿地に築かれたため石垣は、一切使用されておらず変わりに土塁が随所に使われており現在でも一部に土塁が残されている。
日本三大夜桜の一つであるので一度桜の季節に来てみたい思った。
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