国宝 松本城:3008×2000 DC-0002
遺構 天守(国宝)、石垣、土塁、堀、二の丸土蔵
城の種別 平城
所在地 長野県松本市
現存12天守の一つ(日本国内に12基現存している、安土桃山時代後期から江戸時代にかけて建造された天守を有する城郭)天守群は、国宝である
安土桃山時代、小笠原氏が深志城を築いたことに始まる。その後、武田氏の攻撃により小笠原氏は、没落。武田氏は、深志城を松本平を支配下におく拠点とする。
武田氏滅亡後の1582年(天正10年)、徳川家康の配下となった小笠原貞慶が旧領を回復し、松本城に改名した。豊臣政権時代になると石川数正が松本に入り、その子康長が、天守を始め、城郭、城下町の整備を行う。
江戸時代に入ると松平・水野等の譜代が入り明治維新を迎える。維新後も地元の有力者の尽力により保存され、現在に至る
澄んだ空気の中、現れる外観の黒い天守のインパクトは、迫力満点である。現存天守は、天守の内部に入り、上に上がるにつれ、階段が徐々に急になってくる。本当に直角に近いのじゃないかと思うとともに、最後の砦というのがよくわかる。
当時、高い建物が無い時代、黒く5重6階の天守は、さぞかし良く映え、威厳に満ち溢れていただろうと容易に想像がつく。
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